私は訪問入浴介護に勤務していた際に3年の実務経験と実務者研修を修了して介護福祉士の資格取得をしました。
【介護福祉士を取得する条件】
私の経験上ですが資格を取る為に1番多いパターンが職場で実務経験を3年間積んで実務者研修を修了するという流れだと思います。実務経験に必要な日数は従業期間3年(1095日)で従事日数が540日以上が必要です。従事日数は1日の勤務時間は問われないので1時間でも8時間でも大丈夫です。パート勤務の方でも問題ないという事ですね。
最近は政府も外国人労働者を積極的に確保していく流れとなっているので図の一番右側の経済連携協定(EPA)の方もチラホラ見かけます。よく聞かれる悩みとしては介護技術云々よりも日本語を理解するのが大変なようです。
日本語は世界で難しい部類に入るようで日本人にとっては幼い頃から言語として触れているので問題ありませんが外国の人には難解です。
【資格を取った後の給料はどう変わる】
私は介護福祉士を取る前はそんな大した変化はないだろうと思っていました。勤務していた訪問入浴介護で介護福祉士を取得すると月額1万円の手当が追加されます。現在の給料からしたら月1万は結構な金額ですが訪問入浴時代は手取りが24万程あったので大した事ないと感じていました。
一般的にはどれぐらいの変化があるのか?
調べた限りでは年収で50万UPするデータもありますが一部の人だけだと思います。厚生労働省調べによると介護福祉士手当の相場が5,000~10,000円となっているので年収で現実的に最高12万といったところでしょう。
手当金額だけ見ればそこまで給料は上がりませんが資格を取るメリットは十分あります。
- 転職しやすい
- 職場を間違えなければ資格持ちで給料が違う
介護福祉士資格は事業所が介護報酬に加算を取れるので資格持ちが有利に転職できるようになっています。
資格をとっても給料が上がらないという人もいますが勤務している職場があまりよろしくないのでしょう。介護業界は慢性的な人手不足ですから探せばいくらでも資格を評価してもらえる会社は存在しています。
私の知り合いが勤務している会社は資格有と無しでは月給で2万円ぐらい差があるそうです。もし資格取っても給料が上がらないなら転職して好条件を目指すのも一つの手段だと思います。